お知らせ

2020.08.18
プレスリリース

社会情報学会役員・評議員選挙にオンライン投票システムを提供―withコロナの学会運営をセキュアに支援


 株式会社VOTE FOR(東京都港区、代表取締役社長 市ノ澤充、以下「VOTE FOR」)は、一般社団法人社会情報学会(東京都文京区、会長/中央大学国際情報学部教授 須藤修、以下「社会情報学会」)に、「学会向けオンライン投票システム」を提供しましたので、お知らせいたします。

概要

 従来、社会情報学会における役員ならびに評議員を選出する選挙は、投票用紙を用いて実施されてきましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、今回はオンライン投票を実施することとなりました。

 VOTE FORは、厳正な個人認証のもと、複数種類の選挙の投票を同時に行い、安全かつ正確な集計を実現する「学会向けオンライン投票システム」を、社会情報学会に対して2020年7月28日から8月17日までの間提供いたしました。

【当システムで実現したこと】
選挙人の厳正な認証
会員ごとに発行・配布したシリアルコードを用いて、投票画面にログインすることで選挙人であることを認証
複数種類の選挙と複数票の投票を同時に実施
1人の選挙人が、評議員・理事・監事の3種類の選挙に、それぞれ10票・3票・1票まで投じられる選挙権を設定
投票の秘密の担保
選挙人データとシリアルコード、投票データの管理権限を分け、誰が誰に投票したかの追跡を不可とし、投票の秘密を担保

 新しい生活様式への対応が急がれるなか、この間も公職選挙のほか、大学の教授会や株主総会での投票など、あらゆる場面で選挙や投票は行われています。投票所や開票所における感染拡大防止の視点からも、インターネットを利用したオンライン投票への期待は急速に高まっています。

 VOTE FORは、選挙人=投票する人の利便性向上および事務局の業務効率化を支援するとともに、インターネット投票に関する諸制度や技術の研究・検証を行い、安心・安全に利用することのできるシステム作りを進めてまいります。

社会情報学会 後藤晶 評議員選挙管理委員長兼役員候補者選挙管理委員長のコメント

 従来、本学会では郵送による選挙を実施しておりました。しかし、外出自粛やテレワークが奨励されているなか、開票作業に携わる選挙管理委員会および事務局メンバーの健康を守るという観点から、個人情報の保護や投票の秘密が求められる学会の役員選挙を郵送で行うことは適切ではないと判断しました。

 本学会の選挙では「評議員選挙」として10名までの候補者および「役員候補者選挙」として3名の理事候補者ならびに1名の監事候補者を選ぶという形式でした。このような複雑な形式にも関わらず、適切な選挙画面を構築し、ご提供いただいた株式会社VOTE FOR様に深く感謝申し上げます。

 コロナ禍を機に社会における様々な活動のオンライン化が加速していくと考えられます。不要不急の外出を自粛したい現在において、皆が集まらなくて済むインターネットを利用したオンライン投票は検討する価値のある絶好の手法です。多くの方々に関心を持っていただければと思っています。

株式会社VOTE FOR 概要

誰もが主体的に政治に参加できる社会を目指し、公職選挙におけるインターネット投票の研究・推進に取り組んでいます。2018年にはマイナンバーカードとブロックチェーンを用いた投票システム、2019年には顔認証システムと連携した投票システムを構築しています。
URL:https://votefor.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社VOTE FOR

TEL:03-5549-1740

MAIL: info@votefor.co.jp

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