お知らせ

2020.04.24
プレスリリース

東北大学大学院情報科学研究科にオンライン投票システムを提供-教授会の意思決定をセキュアに支援


 株式会社VOTE FOR(東京都港区、代表取締役社長 市ノ澤充、以下「VOTE FOR」)は、国立大学法人 東北大学大学院情報科学研究科(宮城県仙台市青葉区、研究科長 尾畑伸明)に、「教授会オンライン投票システム」を提供しましたので、お知らせいたします。

概要

 東北大学大学院情報科学研究科では、統一的な意思決定と健全な運営のため、重要事項については投票によって議決するものと定めています。このたび新型コロナウイルス感染の拡大防止の要請によって議場における投票が困難となり、今回、初めてオンライン投票を実施することとなりました。

 VOTE FORは、厳正な個人認証のもと構成員が投票を行い、安全かつ正確な集計が求められる「教授会オンライン投票システム」を、同研究科に対して2020年4月21日から4月23日までの間提供しました。

 政府の緊急事態宣言によって、不要不急の外出自粛が求められていますが、この間も公職選挙は行われています。投票所や開票所における感染拡大防止の視点から、インターネットを利用したオンライン投票への期待が急速に高まっています。

 VOTE FORは、より多くの市民の主体的な参画を促進するとともに、インターネット投票導入における諸課題について実証することを、これからも進めてまいります。

東北大学大学院情報科学研究科 河村和徳准教授のコメント

 情報ネットワーク法学会インターネット投票研究会の副主査など、インターネット投票に係る研究・調査に従事していることもあり、オンライン投票実施の責任者として本件に関わらせていただきました。無事投票を終えることができ、ほっとしているところです。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止から、外出自粛やテレワークが奨励されている中、個人情報の保護や投票の秘密が求められる大学教授会の投票をどうするかは、多くの大学が抱えている悩みといえます。本件も、テレワークが奨励される中、それを選択した教員の投票をどうするかがきっかけでした。今回、依頼から実施までの時間がきわめて短かったにもかかわらず、安全かつ容易に投票できるシステムを提供していただいた株式会社VOTE FOR様に深く感謝申し上げます。本件は、他大学の参考になるものと思います。

 社会には、公職選挙だけではなく、大学の教授会や株主総会での投票、政党代表選など様々な投票が行われています。不要不急の外出を自粛するよう要請されているいまは、皆が集まらなくて済むインターネットを利用したオンライン投票を検討する絶好の機会だと思います。多くの方々に関心を持っていただければと思っています。

 なお、本件についての東北大学大学院情報科学研究科へのお問い合わせは、河村宛(kwmr3@sp.is.tohoku.ac.jp)にお願いできればと思います。

株式会社VOTE FOR 概要

誰もが主体的に政治に参加できる社会を目指し、公職選挙におけるインターネット投票の研究・推進に取り組んでいます。2018年にはマイナンバーカードとブロックチェーンを用いた投票システム、2019年には顔認証システムと連携した投票システムを構築しています。
URL:https://votefor.co.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社VOTE FOR

TEL:03-5549-1740

MAIL: info@votefor.co.jp

報道関係者様お問い合わせ先

パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/

コーポレート・コミュニケーション部:久保、宮古

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E-mail: pr@pipedohd.com

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