お知らせ

2019.08.14
ニュース

マイナンバーカード×顔認証×ブロックチェーン投票システムの仕様を公開


つくば市の政策コンテストの最終審査に導入

 株式会社VOTE FOR(東京都港区、代表取締役社長 市ノ澤充、以下「VOTE FOR」)は、日本電気株式会社(東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼CEO 新野 隆、以下「NEC」)、株式会社ユニバーサルコムピューターシステム(東京都中央区、代表取締役社長 小野 恊、以下「UCS」)と協力し、マイナンバーカードによる顔認証とブロックチェーン技術を用いたネット投票システムを提供いたします。

 当システムは、2019年8月につくば市(五十嵐立青 市長)が開催する「令和元年度つくば Society 5.0 社会実装トライアル支援事業」の最終審査において使用されますので、併せてお知らせいたします。

概要

 つくば市では、「超スマート社会」の実現に向けた取り組みである「Society 5.0」について、IoTやAI、ビッグデータ解析などを活用したトライアル(実証実験)を全国から公募し、優れたトライアルを支援するとともに、つくば市のフィールドを活用して具現化することを目指す取り組みを実施しています。

 平成29年度は、全国から応募のあった中から5件の提案が採択され、つくば市役所などの市内施設の実証フィールドの提供や市民モニターあっせんなどの支援を行いました。平成30年度も5件の提案が採択され、その審査には国内初の試みとなるマイナンバーカードとブロックチェーンを使用したネット投票システムを導入いたしました。

 本年度は同支援事業における最終審査で、マイナンバーカードの顔写真による顔認証とブロックチェーン技術を使用したネット投票システムの導入を実施する予定です。

 公職選挙にネット投票を導入する際に検討すべき諸課題について実証を行うことを目的に、本件の企画、仕様設計、要件定義、進行管理など、投票全般におけるプランニングをVOTE FORが務め、顔認証基盤の提供をNECから受け、ブロックチェーン技術基盤の提供とネット投票システムの開発をUCSが行います。

顔認証とブロックチェーンを用いたスマホ投票を実証

投票の流れ(ご自身のWindowsパソコンから投票を行う場合)

  1. 特設サイトよりファイルをダウンロード
  2. インストール後、ご自身で設置したカードリーダーにマイナンバーカードをセット
  3. 4桁の利用者証明用パスワードを入力して本人確認を行い、ブラウザにアクセス
  4. 撮影した顔写真をアップロード(顔認証画面に進み、認証が行われます)
  5. 投票画面で事業提案を選択して投票(一人一票、同一パソコンより再投票が可能)

投票の流れ(市庁舎等設置の投票所の場合)

  1. 投票所に設置されたカードリーダーにマイナンバーカードをセット
  2. 4桁の利用者証明用パスワードを入力して本人確認を行い、ブラウザにアクセス
  3. 設置したパソコンのカメラで撮影した顔写真をアップロード(顔認証画面に進み、認証が行われます)
  4. 投票画面で事業提案を選択して投票(一人一票、同一パソコンより再投票が可能)

本システムで実証すること

1.顔認証を採用することで投票者の利便性向上を図る
 平成30年度の実証では、投票時の本人認証にマイナンバーカードの最大16桁の電子署名用パスワードを利用しました。しかし、署名用パスワードの認識率の低さと入力ハードルの高さにより、投票前の離脱や投票者が限定されるという課題が浮き彫りになりました。
 本年度は投票者の利便性向上を図るべく、4桁の利用者証明用パスワードを利用することとし、マイナンバーカードに内蔵しているICチップ内の本人画像情報と撮影した画像を照合する認証技術を用いた実証を実施いたします。

2.時間と場所の制限を受けない投票を可能とする
 平成30年度の実証では、パソコンやタブレットなどの投票端末に一定の環境設定が必要であったことから、ネット投票は市庁舎に設置された投票所のみとなり、投票の場所と時間が限定されました。
 本年度は時間と場所に依存しない投票を可能にすべく、ICカードリーダーに接続可能なWindows端末より、インターネットに接続できる場所ならどこからでも投票を可能にする仕様とします。

3.投票処理速度の向上
 平成30年度の実証では、ブロックチェーン技術を用いて、投票情報を複数のサーバで分散管理することで、データの非改ざん性を証明しました。一方、投票画面で投票ボタンを押した後に、暗号化した投票データの処理に3秒から5秒程度かかりました。
 本年度は投票処理速度を向上すべく、ブロックチェーンのプラットフォームを変更し、データの非改ざん性と処理速度向上を実証します。

五十嵐立青つくば市長のコメント

五十嵐立青つくば市長このたび株式会社VOTR FOR様、日本電気様、ユニバーサルコムピューターシステム様の御協力をいただき、日本初となるマイナンバーカードおよび顔認証技術、ブロックチェーンを活用したネット投票審査を行うことになりました。

日本最大のテクノロジーの集積がある都市として、世界中に向けて課題解決のためのヒントを発信する「世界のあしたが見えるまち」の実現を目指し、今後も新しいチャレンジを行っていきます。

コンテスト開催概要

一次審査を通過した事業提案の中から、支援事業を選出するコンテストが行われます。ネット投票の結果は審査員による審査の際に参照されます。

名称
令和元年度つくばSociety5.0 社会実装トライアル支援事業
投票期間
[期日前投票] 2019年8月23日(金)8:30から
 ※市役所内投票所については8月23日(金)から8月27日(火)の8:30~17:15
[最終審査会場投票] 2019年8月28日(水)13:00~16:00
投票会場
[期日前投票]つくば市役所・ご自身のパソコン
[最終審査会場]つくば市役所 2階201会議室
有権者資格
マイナンバーカードを所持している方
参加費
無料
主催
つくば市

Society5.0とは

サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)。狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。
URL:http://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html

株式会社VOTE FOR 概要

2011年3月に開設した政治・選挙情報サイト「政治山(R)」の運営及びソリューションを提供。誰もが主体的に政治に参加できる社会を目指し、インターネット投票の実現を推進するとともに、ブロックチェーンなどの新技術を活かした投票システムの開発や運営支援を通じて、インターネット投票の普及拡大に努めています。
URL:https://votefor.co.jp/

日本電気株式会社 概要

NECは、安全・安心・効率・公平という社会価値を創造する「社会ソリューション事業」をグローバルに推進しています。当社は、先進ICTや知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社会を実現していきます。
URL:https://jpn.nec.com/profile/vision/message.html

株式会社ユニバーサルコムピューターシステム 概要

UCSは、1970年の創業以来、一貫して公共・政府分野の社会基盤システム及び銀行・クレジットや 保険などの金融系システムの開発に取り組み、独立系ICTサービス企業としての信用と信頼を築き上げて参りました。このビジネス経験を活かし、DXを実現する最新のICT技術に取り組んでおります。特にブロックチェーン技術に関しては既に5件以上の商用システム構築実績を持っております。この経験とナレッジを活用してブロックチェーン基盤製品「Smart Chain Kit」を開発、2019年5月より製品販売とこれを活用したシステム構築サービスを開始しております。
URL:http://ucs.jp/

本件に関するお問い合わせ先

株式会社VOTE FOR

TEL:03-5549-1740

MAIL:info@votefor.co.jp

報道関係者様お問い合わせ先

パイプドHD株式会社 https://www.pipedohd.com/

広報部:久保、宮古

TEL:03-6744-8039

FAX:03-3585-0620

E-mail : pr@pipedohd.com

※「政治山」は株式会社VOTE FORの登録商標です。

※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。